にわかログ

STARTO ENTERTAINMENTのアイドルを愛好するオタクが、ある日突然Snow Manに転がり落ちてからの日々を綴るTwitter改めXにて呟いた長文アーカイブ用のブログ

アイドルにファンレターを出してみようと思います

2021年8月11日のプライベッターより

 

「ファンレターを送ったことはありますか?」というマシュマロを頂きました。そのお返事を考えていたら、段々と「私もファンレター出してみよう!」って気持ちになったのですが、せっかくなので何故そういう考えに至ったのかを書いておきます。


私は今までジャニーズのタレントさんにファンレターを書いたことがありません。それは何故だろうと考えたのですが、恐らく私の中の『ファンレター』というものに対する先入観が原因のように思います。

無意識のうちに私が抱いていた『ファンレターを出す目的』のイメージは大きく分けて以下の2点です。
①自分の気持ちを書きたい
②相手に読んで貰いたい

①に関しては、私はジャニオタになる以前からネット上で日記を書いていたので、自分の中に日々募る「好き!」って気持ちはそこで吐き出していました。そのため、わざわざそれをご本人に宛てた手紙に書く必要性を感じたことがありません。

②については、私はアイドルを一方的に密かに応援することが楽しくて「ご本人に認知されたくない」という気持ちが強いオタクのため、自分が書いた文章を好きなアイドルに読んで貰おうなんて考えたこともありませんでした。

①も②も自分にとっては抱いたことの無い気持ちだったので、私の応援スタイルの中に『ファンレターを出す』という行為は必要ないのだと思ってきました。

昔ふと「もし好きなアイドルと一生の中で5分だけ話ができたなら何を伝えるのだろう?」と考えたことがあるのですが、その時にも「結局は胸がいっぱいになって何も伝えられない気がする。『好きです』と『ありがとうございます』だけ伝えられたらそれで充分だな」という結論に達したくらいなので、ファンレターを書いたとしても『好き』と『ありがとう』しか書くことが無いというのもこれまで書こうと思わなかった一因です。


ところで、この文章を書くきっかけになったのは一通のマシュマロですが、私がこのマシュマロというものを利用するようになったのはここ半年のことです。
ジャニオタになってからの大半はファンサイト・ブログ・Twitterというものを通じて自分の嗜好をネット上に発信してきたけれど、マシュマロを設置してからの半年は今まで気付かなかったことに気付かされることがたくさんありました。

『自分が知らない人に一方的に自分のことを知られていて、その相手からメッセージが来る』というのは、めちゃくちゃ小規模だけどアイドルの気持ちを疑似体験しているかのようです。

例えば自分が何気なく発言したことに対して、意図しない方向に解釈した方からのやや攻撃的なマシュマロが飛んでくる一方で、同じ発言に対して「ちゃんと伝わってるよ」という温かいマシュマロも飛んできます。
そういう時にふと「ああ、アイドルもこういう気持ちになったりするのかな」って思うようになりました。

ネットの隅っこで生きているオタクと違ってアイドルはもっとたくさんの好意と悪意に晒されていることは百も承知なんですが、「きっとアイドルも、時にファンの言葉に傷ついたり、その一方で別のファンの言葉に救われたりする瞬間があるんだろうな」と感じます。

そういった疑似体験を通じて、今までは考えたことの無かった『ファンレターを受け取る側の気持ち』を少しイメージできるようになってきました。

自分に対して好意を示す言葉を贈られたら普通に考えて嬉しいです。
それが簡潔な言葉なら「シンプルに伝えてくれて嬉しい」って思うし、読み応えたっぷりの長文だったら「こんなにたくさん時間を使って書いてくれたなんて嬉しい」って思います。

「きっとアイドルなんてたくさんのファンレターを貰っているのだから、そこに私が送った一通が増えたところで読む負担が増えるだけじゃないか」と思ったこともありましたが、私はマシュマロがいっぱい届いたら嬉しいし今のところそれを負担に思うこともありません。もし返信しきれないほどのマシュマロが届いたとしても、その時には時間に余裕のある時に読むとか返事は割愛させてもらうとか、自分にとって無理の無い受け取り方をすると思います。
それをアイドルとファンレターに置き換えたら、送る側が余計な気遣いはしなくても良いのかもしれないなって気がしてきました。


あと、もう一つ私が今までファンレターを出そうと思わなかった理由があって、それは継続してファンレターを出す自信が無いからです。

初めてのファンレターは、その人のファンになったきっかけとかどういうところが好きかとかを詰め込んだらきっと書けると思います。でも2回目のファンレターには何を書くのだろう? と思ったのです。

別に一度きりのファンレターでも良いとは思うのですが、私はもし自分が好きなアイドルにファンレターを出すのならそれはただ単純に「この世の中にあなたのことが好きな人間がここに確実に1人居ますよ」ってことを伝えるために出したいなと思っていて、それなら一度きりじゃなくて「継続して応援していますよ」ってことを伝えないといけないなと感じていて。しかしそもそもご本人に認知されたくないのに継続して応援していることは伝えたいというのが矛盾していて。
そういう諸々から今までファンレターを出そうと思ったことはありませんでした。

でもそれもマシュマロやTwitterを通じて「コンスタントにマシュマロやリプを貰えたら嬉しいし、よくリプライ送ってくれてた方がいつの間にかアカウント削除されていたら寂しい」ってことを経験して、「メッセージの内容なんて何でもいいから、自分のことを継続して見守ってくれてる方が居ることが何よりもありがたいな」って実感しました。

そういうことを考えていたら、「私も好きなアイドルに『あなたのことが好きですよ、応援していますよ』ってことを定期的に伝えてみても良いかもしれない」という気持ちになってきました。


ということで、この気持ちが鈍らないうちにファンレターを出してみようと思います。

取り敢えず、自分を追い込むために切手シートと絵ハガキを買ってきました。どうせ『好き』と『ありがとう』しか言えないオタクにはハガキで充分だという判断です。
切手シートは10枚セットだから、少なくともこの1シート使い切るまでは継続的にハガキを送りたいなと思います。

 

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2021年8月12日 23:42のツイートより

 

書きました。
ファンレターを出そうと思い立った次の日が好きなアイドルの入所記念日で、すの日常の更新日で、これはもう今日書くしかないと思ったので。
明日投函します。