にわかログ

STARTO ENTERTAINMENTのアイドルを愛好するオタクが、ある日突然Snow Manに転がり落ちてからの日々を綴るTwitter改めXにて呟いた長文アーカイブ用のブログ

2021年3月12日にV6が解散を発表した時のこと

2021/3/12 18:59のツイートより

 

V6のFC動画を観ました。

中途半端なことを言いたくないから、後で時間をかけてプライベッターに書こうと思いますが、これだけ先に。

 

いつかこんな日が来ると想像していなかった訳でもないので、案外ショックはありません。
6人で決めたことを6人が笑って報告してくれた、というだけで充分です。
6人じゃないならV6じゃないと思ったからこその決断なら、ファンは受け入れるだけです。
少し寂しく思うことは許して欲しいけれど。

 

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2021/3/12 21:58のプライベッターより

 

私はジャニオタだけど、V6に関しては「オタク」と言うよりも「ファン」というつもりで応援しています。
そんなただのファンが、彼らの人生をかけた決断を知った時のことを書き残しておきます。

 


2021年3月12日。
V6が、2021年11月1日をもって解散することを発表した。

 

「V6が解散」ということを私が知ったのは、まさかの職場の上司の口からだった。
定時を過ぎていつもなら片付けにかかるところが、今日は定時30分前に至急準備しなくてはならない案件が発生したので、事務机に向かって仕事を続けていた。
そこにネットニュースを見たらしい上司が
「V6解散だって」
と言った。
「えー、マジ?」
「ジャニーさん死んでからジャニーズどうなってんの?」
「もうジャニーズだめなんじゃない?」
「まさかV6が解散するとは思わなかった」
あのグループもメンバーが脱退したとか、あの人も事務所をやめるらしいとか、男性上司と同僚女性2名が口々に話していたけれど、私は会話に加わらずに仕事を続けた。

 

V6が解散する。それはきっと事実なんだろう。
もう解散してしまったのか、それともこれから解散するのかは分からない。
だけど、あの6人が解散を選んだのならそれは6人で話し合った末に決めたことなんだろうし、きっとネガティブな意味での解散じゃなくて彼らがそれぞれの未来に進む上で必要な解散なんだろうと思った。
それだけのV6に対する信頼が私にはあった。
それでも彼ら自身と事務所から発表されているのであろう言葉を目にするまでは、実際に何が起きているのか分からない。

 

そんなことを考えながら、取り敢えず私はできるだけ早く仕事を終わらせることにした。
仕事を片付けながらぼんやりと「金曜日で良かったな」と思った。
私は土日が休みの仕事をしているので、今目の前にある書類を片付けたら2日間の休みが待っている。何があっても2日もあれば気持ちに整理がつけられると思った。
自分たちが解散を発表して仕事や学業に手がつかなくなるファンのことまで考慮して、少しでも影響が少なそうな金曜夕方というタイミングを選んで解散を発表したのなら、V6ってなんてファン思いなグループだろうと勝手にちょっと感動した。

 

16年近く応援してきたグループの解散を職場で上司の口から聞いて知るなんて最悪だな、と思いもしたのだが、何も知らずに仕事を終えていたらSNSで知っていた可能性が高いことを考えると、むしろこのタイミングで上司が教えてくれて良かったような気もしてきた。
おかげで「仕事を片付けたらFC会員向けサイトに掲載されているであろう本人たちの言葉を一番に読む!」と心に決めて、他の余計な情報を目にせずに済んだ。
職場の上司と同僚が口々に話していたことも、想定の範囲内のことであって、別に傷つくようなことも無かった。(何ならリアルタイムで世間の声を聞けてちょっと興味深かったりもした)
ということで、「結果的に上司ありがとう! そして何よりも25年を超えて今日まで6人で歩んできてくれたV6ありがとう!」という気持ちで仕事を終わらせて帰路につくことにした。

 

家に帰るまで待つなんてできなかったので、電車に乗り込むなりFCサイトにログインして「V6よりご報告」というページにアクセスした。
まずは動画が添付されていたけれど、さすがに電車の中で動画は視聴できないので、その下の文章を先に読んだ。
「ファンの皆さん」に向けて「僕たちV6」から綴られた言葉。
事務所の発表する事実報告ではなくて、V6の言葉としての報告を一番に読むことができた。
V6からの手紙の最後に、自筆で書かれた6人の名前が並んでいた。
15年以上の間ですっかり見慣れた彼らの字を見て、私はゆっくり溜め息を吐いた。
湧き上がった感情は、ただただ感謝と安堵だった。
後ろ向きではなく、成長するための解散。
きっとそうなんだって思ってた。だけど彼らの言葉を見るまではやっぱり不安だったのだ。

 

その後、Johnny's netに載っているFC会員以外でも見ることのできる「V6に関するご報告」を見た。
こちらはメンバーからの言葉より前に、事務所からの報告が記されていた。
それを読んで初めて森田剛くんが事務所をやめることを知った。
別にショックは受けなかった。
森田くんは自由な人だ。私はそんな森田くんが好きだ。
森田くんのことをよく知らない人は、もしかしたら彼のことを身勝手な一匹狼のように思っているかもしれない。だけど私の知っている森田くんはそうじゃない。
森田くんは勝手なんじゃない。ただ自由な人なのだ。枠にとらわれず自由に動くことで彼の魅力が生きるのだ。そんなことは、ファンよりもずっとずっと近くで過ごしてきたメンバーなら当たり前に知っていることだ。
だから、そんな森田くんの「事務所を離れて挑戦したい」という言葉を5人が受け入れて、その発言をきっかけに5人もまた人生を考えることとなったという事実が、あまりにも私が今まで見てきたV6の姿そのものであることに感動すら覚えた。

 

V6は年齢も経歴もバラバラな6人の集まりだ。
プライベートでの交流なんて全く無いし、共通の友人もほとんど居なさそうだ。
そんな6人が話し合う中で、意見が合わないことの方が自然かもしれない。
だけど6人の中で「この6人でなければV6ではない」という気持ちは一貫していたということ。
もうそれだけで充分だった。

 

他のグループの話をしてしまうけれど、「V6が解散」ということを聞いて、嵐のことが頭を過った。
私にとって応援してきたグループが解散するというのは初めての経験だ。
嵐は解散という選択をしなかった。休止という道を選んだ。
「嵐って解散するんでしょ?」と何度も言われたけれど、その度に笑ってやんわりと「解散じゃなくて休止なんですよ」って言った。
ファンじゃない人にとっては休止も解散も一緒なんだろうけど、ファンにとっては全然違った。
「私たち解散する訳じゃありませんから。2020年が終わっても、一生嵐だから」
そう言ってくれた二宮さんの言葉がずっと拠り所だった。
でもV6は解散という道を選んだ。
その事実を私はちゃんと受け止められるか自信が無かった。
だけど、嵐が「この5人以外で嵐として活動することはあり得ないから、リーダーが休みたいのなら嵐というグループも休む」という結論を出したように、V6も「この6人でなければV6ではない」と思ったから解散という道を選んだのだと知って、今までこの人たちを好きでいて良かったと思った。
別に脱退という道を選んだって悪いとは思わない。
解散して全員で歩みを止めるにしても、脱退してそれぞれの道で頑張っていくにしても、自分の好きな人たちの思いが一致してこの決断をしたという事実が嬉しかったのだ。

 

ということで、もう充分なくらいV6の解散という事実を受け入れた上で帰宅し、ようやくFC会員向けサイトの動画を観た。
約15分の動画。
最初は少し表情がこわばっているように見えたメンバーも居たけれど、最後にはみんな笑顔だった。
文字だけの情報でも、この解散は前向きなものだって伝わっていたけれど、動画での彼らはとにかくファンのことを心配してくれていた。
解散と聞いてショックを受けるかもしれない。なかなか腹の中に落とし込めないかもしれない。憶測にまみれた言葉を目にして不安になるかもしれない。そんなことを心配してくれた。
また、ファンに対して「受け入れて欲しい」と言うのではなく「受け入れて貰えることを願ってる」「受け入れてくれたら嬉しい」と、あくまで受け入れるかどうかはファンに委ねてくれた。心に寄り添おうとしてくれた。
そして、アルバム発売と全国ツアーという、残りの時間でやりたいことを具体的に示してくれた。
自分の応援してきたグループの解散発表というのは初めての経験で、他のグループがどうなのかは分からないけど、とても幸せな解散発表だと私は感じた。

 

ファンと一口に言っても、事実を受け入れられない人も居るだろうし、ショックを受けて何も考えられない人も居ると思う。
私は今、大きな感謝と、改めて好きだと思う気持ちと、そして少しの寂しさをV6に感じている。
解散までのあと8か月足らず。
最後のその時まで、悔いの無いように応援したい。

 

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2021/3/13 0:08のツイートより


どう思うのも個人の自由だけど、「解散じゃなくて完成するんだ」という声を目にして、私はちょっとモヤモヤしました。(と思うのも私個人の自由)
解散という事実をまだ飲み込めなくて、自分の心を守るために言ってるなら許容するんだけど、明らかにファンじゃない人に言われると、何か違う…。

 

完成ならもうしてる。
完成してるものを11月1日までの時間で更にアップデートしていくんだ。
そうして最終形を迎えたものを、思い出だけ残して更地に戻すんだ。
瓦解するんじゃない、きれいに解体するんだ。

私にとってV6の解散はそういうイメージ。

 

時間をかけて作り上げたものを保ち続けるのは大変なことだけど、それを壊すのも大変なこと。
『壊れる』のでも『自然消滅』でもなく、意思を持って『終わらせる』のだから、まさに人生の決断。
そういう選択をした6人のことが、私はやっぱり大好きだし、感謝してるし、……ちょっと寂しい。

 

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2021/3/13 9:32のツイートより

 

V6の解散発表から一夜明けた今朝。
「昨日解散発表はあったけど、今日もこの世界にはV6が居るんだな。今までと変わらない休日の朝だな」
って思いつつ、
「でも今年の11月2日の朝にはV6が居ない世界を迎えることになるんだな」
ってぼんやり思いました。

 

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2021/3/16 19:08のツイートより

 

マシュマロでV6について送ってくださった方へ。

まずは、まだ気持ちの整理が充分でないにも関わらずマシュマロ送ってくださってありがとうごさいます。
「まだ受け入れられない」とのことでしたが、私は無理に受け入れなくて良いと思ってます。取り敢えずは彼らの気持ちと解散発表の事実を受け止めただけで充分じゃないかなと。無理に受け入れなきゃって思って、今まで応援してきた日々が最後に苦しい思い出になってしまっては勿体ないですから。
私はあっさりと受け入れたつもりですが、でもやっぱり苦しいって思う日もあるかもしれないし、11月1日までは平気だけど11月2日になったらどうなるか分からないし…。でもそういうのも全部V6のことが大好きだからで、ここまで大好きな気持ちにさせてくれた6人には感謝するばかりです。
1人1人考えが違うから、見ていて辛くなるような文章を目にしてしまうこともあるかもしれないけど、そういう言葉はできるだけ無視して、自分の心が苦しくならないようにV6のことを見守っていけたらなと思います。

V6を見送るその日を、あなたが心穏やかに迎えられますように。