『応援しているアイドルの結婚』についての私のスタンス

昨日、私の応援しているグループのアイドルお二人が結婚を発表されたのを受けて「そう言えば昔書いた日記残ってるかな？」と探したらちゃんとありましたので転記しておきます。(一部修正あり)

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2007/9/29の日記より

V6のツアー初日と2日目第1部に入ったのですが、その両方で重大報告を聞いてきました。初日は井ノ原さんの「結婚します」報告、2日目は「今日入籍しました」報告。どっちも「まだマスコミの方には言ってません」「ファンの人に一番最初に伝えたかった」という言葉と共に伝えられた報告でした。
特に結婚報告の方は、坂本くんが「井ノ原から皆さんに大事なお知らせがあります」と言った段階で「もしかして…」とは思ったのだけど、でもやっぱりいざ本人の口から言われるとびっくりしてしまいました。周囲の人が「おめでとー！」って言ってるのを聞いて「あ、おめでとうって言うのも忘れてた…」と気付いたくらい、一瞬呆然としてしまいました。

コンサート中にこういう報告をすることについては賛否両論だとは思うのですが、私はとても良かったと思っています。「ファンの子に一番に報告したい」と思ってくれた井ノ原さん、「それが一番いいと思うよ」と後押ししてくれたメンバー、その気持ちを尊重してくれたお相手やお二人の所属事務所の方々、皆さんの気持ちが凄く嬉しかったです。
ファンの反応次第ではその後のコンサートが中止になってしまう可能性だって有るということは当然本人たちが一番分かっていたのに、その不安を抱えながらも「マスコミよりも先にファンの方に」と思ってくれたその気持ちが嬉しかったから、驚きはしたけれどちゃんと心から「おめでとう」と言うことが出来ました。ファンの反応に安心したのか泣いてしまった井ノ原くんと その頭を撫でながら泣いている三宅さん、そんな2人を微笑ましく見守っている4人の姿を見て、「ああ、いいグループだなぁ」と思いました。(みんなが「本当に不安だったんだよね」「良かったね」と言ってる中で「俺は楽しみでしょうがなかったけどね！」と言う准一さんの空気の読めなさ加減にはちょっと笑いましたけど！)

でも多分ショックだって人はいっぱい居るだろうし、納得できない人だって居ると思う。私だって、いのっちじゃなかったらどう思ったか分かりません。それは別に「いのっちなんてどうでもいいよ」なんて気持ちじゃなくて、何か…「井ノ原さんなら大丈夫だな」って思えるから。
コンサート後に同行した友人相手にも言ったんだけど。自分の好きなアイドルが結婚するって言われて何がショックかって言ったら、「この人にとっての“一番”はメンバーでもなければ勿論ファンでもなくて、たった1人の女性のことなんだなぁ」っていう事実がショックなんです。私はね。だけど、私が今まで見てきた井ノ原さんという人は、メンバーのことも、ファンのことも、友達のことも、結婚相手のことも、みんな等しく“一番”にできる人だから。ただ『みんな同列』なんじゃなくて、全員のことを『スペシャル』に思える人だから。だから「いのっちなら大丈夫」だなって。
これはあくまでも「私はこう思って納得したよ」という話であって、「ショックです」って言う人が悪いとか言うつもりは全く無いです。そりゃあショックですよね。大好きなんだもん。だからそういう人たちを否定しようとは思いません。「好きだから」を言い訳に迷惑行為を正当化する人は嫌だけど、それ以外の「好きだから」こその考え方は受け入れますよ。

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この日記の末尾に「いのっちだからすんなり受け入れられたけど、これが嵐のメンバー、特に翔くんだったら多分冷静でいられなくなる自信がある」旨のことを書いていたのですが、あれから14年近く経って、2021年9月28日に櫻井翔さんと相葉雅紀さんがそれぞれのご結婚を発表されました。
時が経過したこともありますが、いざその時になってみれば冷静な私が居ます。きっと「結婚をしたことで仕事やファンに対する姿勢が変わることは無いだろう」と思えるくらい、お互いに年月を重ねたということなんでしょうね。

ということで、文末ながら。
櫻井翔さん、ご結婚おめでとうございます。
相葉雅紀さん、ご結婚おめでとうございます。
お二人とご家族の未来が幸多きものでありますように。