にわかログ

16年来のジャニオタがある日突然Snow Manに転がり落ちてからの日々を綴るTwitterにて呟いた長文アーカイブ用のブログ

全落ちしても落ち込まない私の内心

2021年4月1日 0:56のプライベッターより

 

昨日何気なく呟いたツイートを受けて、「最初の頃は当落結果を受けての気持ちがどうだったのか」「どういう気持ちの切り替え方をしていたのか」というご質問をいただいたので、ちょっと考えてみました。

 

 

Twitterでは前向きなことを言いつつも実はめちゃくちゃ悔しい」という方も居ることと思いますが、私の場合はわりと本気で全く落ち込んでいません。
もちろん残念だなとは思うし、行けるものなら行きたかったなとは思いますが、チケットが取れるかどうかは運次第だし、チケットを取れる人の愛が強くて取れない人の愛が足りない訳では無いから、「次の機会には私にもチケットが取れると良いな~」「行ける人は楽しんできてね~」「でもルール違反でチケットを手に入れてる人には、そんな人よりもルール守ってる他の人に行って欲しいと思うけど!」って思ってさっぱりと切り替えています。

では昔からそうだったのかということなのですが、ちょっと長い昔話になりそうなので、興味なかったら読み飛ばして下さい。

 

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昨日は『ジャニーズ最高峰のチケット倍率を誇る嵐のファンを10数年やっていたりする』と言ったものの、私がファンになった頃の嵐はジャニーズ最高峰どころか、恐らくジャニーズでも最もチケットが余っているグループだったように思います。ツアーが始まってからそのツアーの後半の公演のチケットをプレイガイドで取ったこともあります。
申し込めば9割はチケットが取れたのが、徐々に5割くらいの当選率になっていき、そうすると今度は会場の規模が大きくなったため当選率が上昇して、チケットが全く取れないということはありませんでした。

私が嵐コンで全落ちを初めて経験したのは2012年でしたが、その頃にはもう全落ちなんて珍しくない時代になっていて、自分でも「正直今までよくチケット取れていたな」と思いました。
あとは私は嵐のデビュー10周年の時、『1会員につき国立競技場公演2公演中1公演とドーム公演12公演中1公演のみ申込可。申込枚数は1枚または2枚』というそれまでに無い厳しい条件での申し込みだったにも関わらず、ツアー初日の国立競技場公演とツアー最終公演のナゴヤドーム公演を引き当て、その上10周年を記念した嵐5人の直筆サイン色紙(※当時100万人超のFC会員のうち5000人限定でランダムに送付されたもの。シリアルナンバー付き)まで当選して、「この先一生嵐コンのチケットが取れなくても、この10周年というタイミングでこれだけの恩恵を受けたのだから絶対文句を言わない…!」と心に誓っていたので、いざチケットが取れなくなっても「あの時に良い思いをさせてもらったもんな」と思うことができました。


JUMPの方も、最初の頃はそんなにチケットが取れない感覚はありませんでした。大阪公演3公演申し込んで全部当選するのが当たり前な感覚でした。

チケット取れない感覚を覚え始めたのは、1人でコンサートに行くようになってからです。
それまでは1人で行く公演もあるけど友人と一緒に申し込む公演もあって、その頃は取れていたチケットが、完全に1人で申し込むようになってからは俄然取れなくなりました。

これは私の体感でありそういう統計がある訳ではないのですが、ジャニーズのコンサートは1公演に対しての申込枚数が多い方がチケットが当選しやすい傾向にある気がします。例えば『1公演につき4枚まで申込可』のコンサートに1枚申し込むよりも4枚申し込む方が取れやすい、というイメージです。(ちなみに舞台は1人でも複数人でも当選確率に明確な差は感じません)

だからJUMPのチケットが呪われたように取れないのは、私が1人で申し込んでいる以上仕方ないことと諦めています。(私の名義、10公演申し込んで全落ちとか1公演だけ引っ掛かるとかが当たり前です。友人にも「本当に呪われてるんじゃない?」と言われます)


ところで、私が『全落ち』というものを初めて体験したのは、嵐でもJUMPでもなく、今はもう熱心に応援しなくなっちゃったけど一時期とても好きだったとあるグループのコンサートです。

それまでは全落ちどころか申し込んだチケットが取れないという経験すら無かったので、結果を知った時は少しショックでした。
でもそのグループも当時の人気と会場規模が明らかに釣り合っていなかったから、一緒に申し込んだ友人とともに「そりゃあ取れないよね! 人気なんだね! 凄いね!」って笑い飛ばしてショックをごまかしました。
最初は無理して笑い飛ばしたのだけど、笑って前向きな言葉を口にしていたら本当にそういう気分になってきたように思います。

友人と一緒に申し込んでいたことと、当落結果を知った時にその友人と一緒に居たおかげなので、もし1人で申し込んで1人で結果を確認していたら酷く落ち込んでいたのかもしれません。

 

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今回の『滝沢歌舞伎』については、FC会員数と会場規模が明らかに釣り合っていなくて、当選しなくて当たり前くらいの気持ちで申し込んでいたので全落ちしても落ち込むことはありませんでした。初めての全落ちの時と同じで「そりゃあ取れないよね!」という気持ちです。

ただ、今は「取り敢えず申し込んで当選したらチケット代を振込する」という方式だから、今回のような激戦が目に見えている舞台ならある程度落選することを見越して90公演全部申し込むということも可能なので、その辺りも考慮してもうちょっとどうにかできなかったのかなと思わないではないです。
『1人1公演のみ申込可』という制限があれば、もうちょっと結果に納得できる人も多かったんじゃないのかなぁと、ただのファンの目線ながらに感じます。

ちなみに一昔前は「先にチケット代+手数料を郵便局の所定の払込用紙に手書きして振込して、落選したら手数料を引かれてチケット代だけ返金される」というシステムだったから、仮に90公演申し込むなら90公演分のチケット代+手数料をまず用意しないと申し込めないし、90公演分の払込用紙を腱鞘炎になりかけながら書かなくてはならなかったので、今ほど気軽に「取り敢えず全部申し込んどこう」なんてことはできませんでした。

あと、先払いシステムの頃は10公演申し込んで9公演落選した時なんかは「6万円以上もお金が返ってきたんだけど!」という臨時収入感があったので、それもあってショックが和らいでいた可能性もあります。(笑)


今のSnow Manの人気や勢いを見ていると、「このままずっとチケットが取れない可能性もあるな」と思うものの、それに対してもあんまり悲観していません。
私が生でSnow Manのステージを拝めても拝めなくても彼らがファンに向けて全力のパフォーマンスを届けてくれる事実は変わらないし、私は推しが健康で幸せでいてくれることが一番の望みなので、二番目の望み(=現場に行きたい)は叶わなくても一番が叶うならそれで良いです。


余談ですが、「コンサートや舞台で生の推しを観なくては、彼が本当にこの世に実在する人物なのか確かめられない」ということをおっしゃる方も居ますが、Snow Manは毎日こんなにも私を幸せな気持ちにさせてくれるんだから、私にとって確実に彼らは存在しています。それは生で観て確かめるまでもないこと。
そう思う一方でコンサート会場で開演前に友人と「今から本当に〇〇が出てくるなんて信じられないんだけど」「あんなに忙しいんだからこんなところに来てる場合じゃないよ。きっとバーチャル映像だよ」「うん、バーチャルでも良いよ。それでも充分楽しいよ」という冗談か本気か分からないような会話をしていたりもするんですけどね。


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……あ! 最後にこれだけ言っておきます。

にわかさんは『推しに対して後ろ暗いことはしたくないオタク』なので、借名や架空名義でFCに入ったりしないのはもちろん、重複申込も絶対しない主義です。(主義というか当然なんだけど) だから嵐の10周年の時のはガチの強運です。

それまで交流の無かった方にネットで声を掛けられて一緒に申し込んだら相手の重複申込の片棒を担がされていたという経験もあるので、一緒にコンサートや舞台を申込できる友達が居たら楽しいなとは思うけど、それは利害関係ありきではなくて「この人と一緒にステージを観て感想を言い合いたいな」と思える人じゃないと一緒に申し込みはできないなと思っています。だから結局1人でコンサート行くんですけどね。

なので、今回のマロ主さんみたいにルールの範囲内で自分にできる最善を尽くしたけどチケットが取れなくて落ち込むくらいの方が私はむしろ「真面目で好感を持てる方だな」って思います。
ルール違反の名義増やしとかに手を染めずに真面目に応援して、いつか…じゃなくてもっと近い将来、その思いが報われて欲しいです。

 

 

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2021年4月4日 13:09のツイートより

 

チケット取れなくて推しの現場に行けないのって凄く残念だけど、それだけ人気のグループを応援できていることってやっぱり幸せなことだなって思います。
それが、私がたとえチケットが取れなくても落ち込まない一番の理由なのかも。

 

本人たちは頑張ってるのに『数字として目に見える結果』が伴っていなくて苦しい思いをしているのを見るのはやっぱりファンも苦しいし、コンサートの席が埋まらなくて風船や布で空席をごまかしたり後輩グループの出演を予告して少しでもチケットを売ろうと苦心したりしているのを見るのは辛かった…。

 

私のようにデビューしてるグループを応援していても、そういうのを目の当たりにすると「このままグループが存続できるんだろうか」って不安になったりするんだから、デビュー前のグループを応援している人はきっともっと不安だし苦しい思いをしているんですよね。

 

昔からのファンが偉くて最近ファンになった人の愛がそれに劣るとは全く思っていないけど、デビュー前の彼らを支えてきた人たちのおかげで今私はSnow Manというグループに出会って楽しい日々を送れているということは間違いない事実なので、それに対する感謝と敬意は忘れたくないなと思います。