にわかログ

16年来のジャニオタがある日突然Snow Manに転がり落ちてからの日々を綴るTwitterにて呟いた長文アーカイブ用のブログ

「好き」を言語化していく決意表明

私は昔から自分で書いた文章を読み返すのが好きです。

他人が書いた文章を読むのも面白いけど、言い回しが難しくて意図がよく分からなかったりあまり共感できないなと思うことも勿論あって、だけど自分が書いた文章ならどんなに言葉足らずでもそもそも自分の脳内から生まれた言葉なので意図が分からないことは無いし確実に共感できます。

だから私がプライベートで文章を書く時は、9割方自分のために書いています。

自分のために書いているものをわざわざネット上に公開しているのは、それを読んで誰かが共感したり何かを考えるきっかけになるかもしれないからです。

なので、読んで貰えたら嬉しいけど、反応は有っても無くても気にしていません。

 

私がネット上に自分の文章を載せるようになったのはジャニオタになるよりも以前のことなので、初めてジャニーズ沼に足を突っ込んだ時にもその衝撃を当時ネットに公開していた日記に書いたように記憶しています。

何かを「良い!」とか「好き!」って思う感情って凄く大きいけれど目に見えるものではありません。

だけどそれを文字にして書き残しておくと、「自分はこの人のこういうところが好きなんだな」と頭の中を整理して愛情を深めることもできるし、後から読み返して「この時こう思っていたな」と振り返ることもできます。

 

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2020年の11月3日は、私がジャニーズ沼の住人となるきっかけになった嵐のデビュー21周年記念日でした。12月31日をもって活動休止することが決まっていた嵐にとって休止前最後のデビュー記念日であるとともに、嵐初の配信ライブ『嵐フェス』の配信日でもあったその日。

感傷に浸った訳ではないのだけど、昔撮った写真のデータを探したくてパソコンの中を捜索していたら、過去の日記のデータを発掘しました。

10~15年前に嵐に対して思ったことを綴った文章を自分で読んで、初心に返れたと言うか、そもそも「今もずっとこの頃と変わってないじゃないか」ということに気付かされました。

 

自分の記憶している感覚だと、2012年くらいから嵐に対して少し距離が生まれました。

それはファンクラブ会員が激増してコンサートのチケットが取れなくなったことや、他のグループに気持ちの比重が傾いたこと、あとは仕事で心身擦り減らしてしまっていたことが主な原因で、嵐に魅力を感じなくなったということでは断じてありませんでした。

特に仕事で気持ちに余裕が無くなったことは大きかったな。「やらなきゃいけないこと(仕事)で成果を出せていないのに好きなこと(趣味)は一人前にやるのか?」と自問自答することも多かったし、「成果を出せてない仕事をして得た給料を好きなものに費やすことが心苦しい」という感覚もありました。

そうして自分にとっては距離が生まれているのに嵐のファンはどんどん増えていって、「私はもうこんなに夢中にはなれないな」と、自分と他のファンの方の温度差を感じることもしばしばでした。

 

だけどこの日、昔の自分の日記に綴られていた「嵐のこういうところが好き」「櫻井翔くんのこういうところを尊敬している」という文章を読んで、今でも自分の気持ちはその時と全く変わっていないなということに気付きました。

全く冷めてなんていない。今でも嵐のそういうところが好きだし、翔くんのそういうところが素敵だと思ってる。

活動休止前のこのタイミングでそのことに気付けたこと、本当に良かったと思っています。おかげで、長年応援してきた惰性でも義務感でもなく、ただただ嵐が大好きなんだって気持ちで残りの2か月を見守ることができました。

 

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このエピソードで何が言いたかったかと言うと、「書き残しておくことって大切」ということです。

もし15年前に感じたことを文字に残しておかなかったら「あの頃は凄く好きだったな」という漠然とした過去の思い出になっていた感情が、15年の時を経ても色褪せていないということに気付けたのだから。

 

嵐から少し距離を置いた頃に気持ちの比重を傾けていたのはHey! Say! JUMPなのですが、JUMPに関しては上記のように気持ちに余裕が無かった時期ということもあって、嵐のように「好き」を言語化してこなかったように今にして思います。長年続けていた、ネット上に自分の文章を載せるということを徐々にしなくなったのもこの時期だった気がします。(完全にやめたのはJUMPの10周年の頃かな?)

嵐に関しては友人やファン仲間の方と彼らの良さについて話をする機会が有ったけど、JUMPに関してはそういう相手も居なかったから、本当に自分の心の中だけで全てが完結してしまっていたように思います。

 

人って『良いこと』よりも『悪いこと』の方が記憶に残りやすいと思います。

2020年9月24日にTwitterのトレンドを見て13年前がJUMPのデビュー発表日だったことを思い出したのですが、13年間を振り返っても「楽しかった」「幸せだった」よりも圧倒的に「苦しかった」思い出が蘇ってきました。

これもきっと「好き」を言語化してこなかったからなんだと思います。もっとちゃんとその瞬間に「好き」と思ったことに対して「こういうところが良かった」「こういう考え方が素敵だと思った」って言葉に残しておけば良かったと悔やまれます。

 

だから、2020年の夏に好きになったSnow Manに関しては、その時に思った「好き」って気持ちをちゃんと言葉に残していきたいなと思っています。

デビューしてようやく1年とは言え、ジュニア時代から長い歴史のあるグループだから、昔からのファンの方からしたら「新参者が何を言っているんだ」と思われることもあるだろうけど、それも含めて今の自分の気持ちだから。

  

……ということで、自分がTwitterに書いた文章を再読しやすいように、ブログを利用してアーカイブを作ることにしました。

私のような長文書きはそもそもTwitterよりもブログの方が合っているとは分かっているのですが、最近は敢えてTwitterで長文を書くことの面白さを感じるので、これからもメインはTwitterで呟いていくつもりです。

長文だけに特化して読みたい人はブログを、短文やファンアートも見たいまたは許容できる人はTwitterを見て貰えたらと思います。

 

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余談ですが、私が感じるTwitterで長文を書く面白さは以下の3点です。

1.長文を読むのがしんどい人でもどこか1ツイートだけ読むことができるので間口が広がる

2.『ツリー全体で一つの文章なんだけど1ツイートだけ読んでも通じるように書く』ことで自分の文章力が鍛えられる気がする

3.ピンポイントで『いいね』やリツイートができるので長い文章のどこが刺さったのかが分かりやすい