にわかログ

STARTO ENTERTAINMENTのアイドルを愛好するオタクが、ある日突然Snow Manに転がり落ちてからの日々を綴るTwitter改めXにて呟いた長文アーカイブ用のブログ

10000字インタビューで語られた阿部ちゃんと岩本くんの過去に関する勝手な見解

2021年7月25日 15:26のツイートより

 

阿部ちゃんの活動休止期におけるいわあべに関しての私の見解を聞きたいというマシュマロを頂きました。
ジュニア時代の話は私のような新規ファンが軽々しく考察して良いものでは無いとは承知していますが、当時をリアルタイムで知らない人間なりに今見えるものから考えました。

 

『Myojo』10000字インタビュー*1において「阿部ちゃんが大学受験を控えて芸能活動を休止していた時期に岩本くんが会いに行った」という同じエピソードを阿部ちゃんと岩本くんそれぞれのインタビューで話してくれていますが、受ける印象が違うのは何故か。

 

それは単純に、阿部ちゃんは「岩本くんへ向けてのメッセージ」としてこのエピソードに触れていて、岩本くんは「ジュニア時代のピンチだった時の話」としてこのエピソードを語っているからという面はあると思います。

 

あとは私の勝手な想像ですが、阿部ちゃんにとってはその時に何を話したかではなくて「照が会いに来てくれた」って事実が重要だったんだと思いました。だからその時どんな風にどんな言葉を伝えられたかを語る必要は無かったのかなと。

 

また、説得に行ったのがふっかさんや佐久間くんではなく岩本くんだったのは何故だと思うかということですが、これも単純にタイミングの問題だと思います。他のメンバーはこの時期に阿部ちゃんに連絡を取っていなかったけど、岩本くんはたまたま連絡をした。だから阿部ちゃんの不安を知り、説得できた。

 

この時期は「照とも一瞬(連絡を)とったぐらいで、誰ともとらなかったね」と『ポポロ』2021年9月号で阿部ちゃん自身が話しています。何故岩本くんとは一瞬でも連絡を取ったのかまでは語られていないけど、私は何となくそれは2人が同い年だからだったんじゃないかと思いました。

 

既に高校を卒業して大学に籍を置いていた4人と違って、当時の岩本くんは阿部ちゃんと同じ高校3年生でした。岩本くんが阿部ちゃんに会いに行ったのは冬休みだったと阿部ちゃんの10000字インタビューで語られているので、2人が高校3年の12月末~1月初旬のことだったということです。

 

高校3年の12月ともなると、就職組や専門学校進学組は既に進路が決まっているし、大学進学組は推薦で合格を決めた人も居れば1月のセンター試験に向けて最後の追い込みをしている人も居る。学校の休み時間でも教室がピリピリした空気になって、嫌でも各々違う未来に進むのだと思い知らされる時期です。

 

そういう高校3年生特有の空気感に身を置いていたから、岩本くんはそれまで連絡を取っていなかった阿部ちゃんのことを思い出して電話をかけたのかもしれません。
ここで電話で終わらせずに会いに行ったのは岩本くんの性格によるところが大きいと思いますが、連絡をしたこと自体は偶然だと思います。

 

でもメンバーそれぞれの10000字インタビューを読んでいても、みんな何かしらの『偶然』でその後の『運命』が変わっていることが分かります。偶然をただの偶然で終わらせずに運命を引き寄せたから今があるのかもしれません。

 

ちなみに先程名前が出たふっかさんと佐久間くんは、それぞれの10000字インタビューで阿部ちゃんの活動休止期について、グループ云々よりも自分がこのままジュニアとして活動を続けるのか迷っていた時期であることを語っています。

 

いわあべよりも1学年上の4人は『20歳』というジュニアとしての3つ目のボーダーライン*2が目の前に迫ってきていて、特にふっかさんと佐久間くんの2人は「自分自身の身の振り方にも迷っているのに阿部ちゃんのことを引き止めることはできない」って気持ちがどこかにあったんだろうと推察されます。

 

だから、もしかしたら阿部ちゃんに連絡をするという『偶然』が起こったのがこの2人だったら、阿部ちゃんを引き止めてSnow Manが結成されるという『運命』は起きなかったかもしれません。それが岩本くんだったから、『偶然』が『運命』になった。

 

ファンは過去の色んなことに意味を持たせようとするけれど、全ての過去に意味があると共に、ほとんどの過去は偶然の産物です。過去の『偶然』は振り返って初めて『運命』になるのでしょう。

質問者さんが思うようなドラマチックな見解ではなかったかもしれないけど、これが私なりの見解です。

 

*1:『Myojo』Snow Manの10000字インタビュー掲載号

深澤2020年6月号/阿部2020年11月号/向井2020年12月号/宮舘2021年1月号/目黒2021年3月号/佐久間2021年4月号/渡辺2021年6月号/ラウール2021年7月号/岩本2021年9月号

*2:ジュニアとしてのボーダーラインは、事務所を辞める人が多い特定の学年や年齢のことです。

1つ目が高校進学、2つ目が大学進学、3つ目が20歳、4つ目が大学卒業のタイミング、という認識です。

ファンマナーが良いグループを応援するのはこんなにも楽しい

2021年7月25日 11:01のプライベッターより

 

昨夜開催した文字ラジオで現場におけるファンマナーの話をしたのですが、そう言えばファンマナーの良さを感じるエピソードがあったなって思い出したので、こちらでお話します。


ジャニーズのコンサートのお約束と言えば、終盤での銀テープ噴射ですよね。
コンサートは限られた時間をアイドルと会場に集まったファンで共有できるのが一番の醍醐味ですが、その思い出を目に見える形で持ち帰れるのが銀テープだと思います。

公演ごとに違う色の銀テープを用意しているツアーなどもあり、その交換材料にしようと一人でいっぱい持ち帰る方も目にすることがあります。
個人的には銀テープはその公演に参加できた思い出アイテムだから、参加できなかった公演のテープまで集めようとは思わないのですが、収集するのが好きなのはオタクの性なのでそれはそれで悪いことでは無いとは思います。

ただ、銀テープはその公演に参加しても全ての座席の人が等しく手に入れられるものでは無いので、自分の席でテープを手に入れられなかった方が終演後にたくさん持っている方に声を掛けて譲ってもらおうとしている光景もよく見掛けます。
しかしその場合、大抵が冷たく断られていて、「楽しい思い出はみんなで共有した方がもっと楽しいよね」って発想のハッピーなオタクとしては「同じ公演に参加した同じファンに対して形に残る思い出を持ち帰らせてあげないんだな…」と寂しい気持ちになります。(もちろん1本か2本しか持っていなくて自分用と友達へのお土産用とかなら分かるんですが、10本以上持っていると「この人にとって銀テープは『目に見える思い出』ではなくて『交換材料』なんだな~」って思ってしまいます)

そういう光景を見る度に「もし私の席に大量の銀テープが降ってくることがあったら、それ拾ってスタンド席とかの人に配るなぁ」ってぼんやりと思っていました。
実際は自分の持ち帰る1本を手に入れるのがやっとで、銀テープが余るような場面に出くわすことはありませんでした。

……2017年の10月までは。

その日は横浜アリーナでV6のコンサートが開催されていました。
8月にも同じツアーの名古屋公演に参加しておりましたが、その時はスタンド席で銀テープは手に入れられませんでした。
しかし横浜アリーナはセンター席(他会場で言うアリーナ席)で、しかも銀テープがめちゃくちゃ大量に落ちてくる席でした。

取り敢えず自分の持ち帰る1本を確保して満足していたのですが、アンコールを終えて退場が始まっても、私の目の前の床に落下してきた銀テープはたっぷり残っていました。
テープが届かない席の方が何人か拾いに来ていましたが、どなたも1本ずつしか拾って行かなかったからです。

その日は時間に余裕があったので、周りのファンがほとんど居なくなってから退場することにしたのですが、それでもまだ残っている銀テープ。
これは持っていない方に届けなくてはと思い、全部の銀テープを集めて左手にまとめました。
自分の席からロビーに向かう途中にもまだ銀テープが残っていたので、それも可能な限り回収しました。

できれば同じ公演に参加した方にお渡ししたかったのですが、センター席とスタンド席で会場外へ出る出口が違うので、会場のロビーに居る方はセンター席でコンサートを観た方ばかりで、既に銀テープを手に入れたもしくは持ち帰るつもりの無い様子でした。
そのため、会場外の方にお配りしようと思い、外に続く出口を出ました。

出口の正面には腰までの高さのバリケードがあって、そこに近付くと一人の方が私の手に握られた大量の銀テープを見て「あの、1本貰ってもいいですか?」と声を掛けてきました。
「どうぞどうぞ!」と言って左手を差し出すと、その方は1本だけすっと引き抜いて「ありがとうございます」と会釈をして立ち去られました。

その様子を見ていて、周りに居たファンの方も「私も貰っていいですか?」と声を掛けてきました。
そして気が付けば私の手にあった銀テープは全部無くなっていました。

この間、どなたも大声で騒いだりせずに静かに会釈をして、慌てて奪い取るようにすることも無く穏やかに順番を待って1本ずつテープを持って行かれました。
静かにかつ短時間だったので、人だかりができて周囲の方の迷惑になるようなことも無かったように思います。

後日ネットでファンの方のレポを読んで知ったのですが、このツアーでは銀テープ噴射のタイミングで銀テープの届かないスタンド席にスタッフさんがテープの束を抱えてファンに配りに来てくれたそうです。
(私が参加した8月の名古屋では無かったことなので、ツアー後半もしくは横浜だけだったのかもしれません)

その時もスタンド席のファンは席を離れて詰めかけることなく、列の一番端の人がスタッフさんから受け取ってそれを隣の人に回していくことで、欲しい人全員が手に入れることができていたそうです。
終演後にスタッフさんが「まだ銀テープあります!」って言っても「もうみんな持ってます」と返事をしていたというレポも見ました。

元々V6コンでは、必要以上に拾った銀テープを会場出口近くにあるテーブル(開演前にチラシ類が置かれているもの)に置いて帰る人が結構居て、それを欲しいファンの人が持って帰るという光景がよく見られました。
そういうファンの行動があったからこそ、スタッフさんが銀テープを配るなんて異例の演出に繋がったんじゃないかなって思いました。


V6の銀テープに関して余談ですが。
銀テープってツアーロゴとかツアータイトルが印字されてたものがほとんどだと思うのですが、V6の20周年ツアーの時の銀テープはツアーロゴとともにメンバー6人の手書きのメッセージが印刷されていました。
コンサートの最後にメンバーから直筆の手紙を貰えたようで、凄く嬉しかったです。


そういう今まで見てきた色んな思い出を踏まえて、私はいつも「V6もV6のファンも最高だな」って思います。

そんなV6だって、ずっとファンマナーが良かった訳ではありません。

私がファンになったのは2005年の10周年イヤーですが、その年のツアーではメンバーが客席通路を歩く演出があったものの、メンバーの手や服を引っ張ったり叩いたりするファンが居たためにその演出が翌日に中止になったことも目の当たりにしました。

また、他のグループでは定番のライブ会場である横浜アリーナですが、私がファンになった当時は「V6は過去にファンマナーが悪くて会場周辺住民の方に迷惑をかけたから横アリではコンサートをさせて貰えない」と言われていました。
その後2011年のツアーで数年ぶりの横浜アリーナ公演があった時は「え、横アリでV6コンやっていいの?!」とファンがざわついていたように記憶しています。

そんな風に、ファンのマナーが悪いと言わざるを得ないような状況にあったグループでも、今では凄くファンマナーが良くなったのです。
メンバーがどんどん進化していくように、ファンだって絶対に成長できるはずです。

しかし、ただ年数を重ねれば自ずと成長できる訳ではありません。
私はJUMPファンでもありますが、デビュー10周年も超えたグループが「ファンのマナーが悪くて地方公演をやると地域住民の方に迷惑をかけるから、今年はアリーナツアーはできません」って公式に発表されたのは、ファンとして恥だと思っています。


初めてコンサートに参加したら、ジャニーズのコンサートならではのルールが分からずに間違った応援の仕方をしてしまう方も居るかもしれません。
でも周りのファンが正しい応援の仕方をしていたら誰に注意されなくても「あれ? 私の応援の仕方、何か違うな」と気付いて改めると思います。もしくは、居心地が悪くてそのグループのコンサートには足を運ばなくなると思います。

しかしこれが逆にマナーの悪いファンがたくさん居たら、間違っている人はそのことに気付かずに「ジャニーズのコンサートってこんなもんなんだ」って思ってしまうと思います。
そして居心地の悪さを感じてそのグループのコンサートに足を運ばなくなるのは、正しい応援をしているファンの方です。

先程言ったように、マナーの悪いファンが多いグループはツアーが中止になりました。ファンがアイドルの仕事を奪ったということです。

一方、マナーが良いファンが多いグループは銀テープをスタッフさんが配ってくれたり配信ライブで会場を特定できるような演出を盛り込むこともできました。ファンのマナーが良いからメンバーのやりたいことができたということです。
(補足:V6の25周年配信ライブは事前に代々木第一体育館から中継するって予告してくれてました。ファンが集まらないって信頼感があるからこそだと思いました)

自分の応援しているグループが前者であって欲しいか、後者であって欲しいかは、聞くまでもないのではないでしょうか?


グループとしてのファンマナーを良くして行く方法は、ルールやマナーを守らない人を説得することだけではありません。
正しい行動をするファンが1人でも増えること、それによってマナーの悪いファンは淘汰されていきます。

だから今正しい側に居る人は「ちょっとくらいルールを破ってもみんなやってるし」と思うことなく今の姿勢を貫いて欲しいし、一方で自分が「正しい」って思ってることが本当に正しいのかを常に自問自答する姿勢も忘れないで欲しいです。

アイドルを応援する上での「正しさ」に迷った時は、「自分の言動がアイドル自身に見られて恥ずかしくかないか」を考えたらきっと答えが出ると思います。

 

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2021年7月25日 11:48のツイートより

 

補足
「今はマナー悪いけど、きっとグループもファンも若いからだよね? 何年か経ったらきっと良くなるよね?」って思ってても良くなるどころかむしろ悪化したグループも居るので、「長年活動してるグループだからファンマナーが良いんでしょ?」とは思われたくないな、とは言っておきます。

 

マナーの良さを積み重ねるか、マナーの悪さを積み重ねるかは、今応援している人次第だと思います。
その積み重ねが5年後10年後に「Snow Manのファンってマナーが良くて素敵だね。こんな良いファンが付いてるなんてSnow Manが素敵なグループだからだね」って言われる未来に繋がってると信じてます。

 

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自分で読み返しても説教臭い内容だな~と思うのですが、このツイートにいいねとリツイートがいっぱい付いたことに明るい未来を感じました。

一応言っておくと、私はジャニオタとして自分にも他人にも『〇〇すべき』とは思わないことにしています。なので別に「マナーを守るべき」と言うつもりは無いのです。ただ「マナーを守った方が楽しいよ」とは思います。

 

Snow Manの各メンバーの好きなところを一言で言うと

2021年7月24日の文字ラジオより
(※文字ラジオとは、公開チャットルームでのラジオ風一人喋りのことです)


こんばんは、にわかです。
【文字ラジオ】にわかの部屋をご覧いただきありがとうございます。

事前に聞きたい話のお題を募集したところ、『昨日一昨日のチャット*1は鬼早で流れていたので、同じ話してもいいんじゃないかな!と思ってます!復習!』というご意見いただけたので、昨日と一昨日のチャットのお題と私の回答を振り返ってみたいと思います。


『ふっかさんの好きなところを一言で!』
>一つだけあげるなら『最年長』なところが好きですね

これ、参加者さんに一切つっこまれませんでしたが、冷静に考えて「最年長なところが好きって何?」って感じですよね。
私はそもそもジャニーズのグループの最年長のことは無条件に他のメンバーよりもちょっとだけ贔屓目に見てしまうところがあるのですが、ふっかさんのSnow Manでの立ち振る舞いがことあるごとに『最年長』を感じるんですよね。
グループごとに色んな最年長の形があるけど、ふっかさんの最年長としての在り方がとても好きだなって思います。
この辺はまたそのうち気が向いたら長文書きます。(実は一度ふっか誕に書こうとして断念しているけど)


『佐久間くんの好きなところを一言で!』
>佐久間くんは、ちゃんと言葉で色んなことを伝えてくれるところが大好きです〜

Snow Manは色んなことを自分の言葉で伝えてくれる人たちの集まりだけど、特に佐久間くんはそうだなって思っていて、伝えてくれる度に「ああ、好きだな」って思うのでこの回答です。


『しょっぴーの好きなところを一言で!』
>私は、しょっぴーの言葉の強さが好きです
>帽子を被る時は前髪を全部入れるところも好き

言葉の強さも前髪も、私はしょっぴーの『潔さ』みたいなものが好きなんだと思います。
『言葉の強さ』は、バラエティでのコメント力もそうだし、すの日常やデビューコンサートでの挨拶のような真面目な場面でも感じます。


宮舘涼太様の好きなところを一言で!』
>いつも『宮舘涼太』であろうとする佇まいが好きです〜

これ誰にもつっこまれなかったけど、ここまでの3人はトークのお題を普段の私の呼び方で書いていて、舘さまのターンでふと「舘さま表記で良いのか? もっと違う表記が良いのでは?」と迷った末に『宮舘涼太様の好きなところ~』になっています(笑)

舘さまは、ファンが求める『宮舘涼太』を裏切らないし、その一方で自分が見せたい『宮舘涼太』のことも大事にしている印象があって、アイドルとして最強だなっていつも思います。
自分の見せたいものばっかり追及したらアイドルじゃなくてアーティストだし、下手をしたら独りよがり。ファンが見たいものばかり気にしていたら主体性の無い存在になってしまう。そのバランス感覚が秀逸だなって感じます。


『岩本くんの好きなところを一言で!』
>印象と可愛さのギャップも、言語化能力の高さも好きですが、最近はメンバーを語る時の分析力が好き

『印象』という言葉を『パブリックイメージ』と置き換えた方が意味が分かりやすかったですね。

岩本くんの言語化能力の高さが好きな話はお誕生日に語ったので、興味のある方は過去ツイートを探してください。


『阿部ちゃんの好きなところを一言で!』
>私も何か言おうと思ったけど一言では到底表せられない

これ、一番ひどい回答(笑)
でも本当に好きじゃないところが無いので、その中でどれか一つの要素を一言で言うのは無理だなって思って、結局諦めたのでした。
どうしても一言で言うのなら、『100点のアイドル』なところかなぁ。

阿部ちゃんが『100点のアイドル』な話はブログにちゃんと記録しているので、こちらも気になる方はご覧ください。
昨年10月のデビューコンサートの生配信を9公演観終えて、ふと思ったことを書いています。多分Twitter始めて初めて長文書いたのが『100点のアイドル』の話だった気がします。

 

『康二くんの好きなところを一言で!』
>みんなの万能調味料なところが大好きです!

これは一見雑なんだけど、常々私が思っている康二くんの好きなところです。
「みんなの万能調味料」って、最初はただの自己紹介セリフくらいにしか受け止めてなかったんだけど、康二くんの存在ってメンバーのありのままの良さを引き立てていて、それはまさに食材を引き立てる万能調味料だなってある時急に気が付いて、それ以来素敵な自己紹介だなって思います。

あ、康二くんに関してはまだ他にも回答してました。

>康二くんが愛されているとこっちまで嬉しくなる。そんなところが康二くんの魅力だな〜って改めて思います。
>康二くんの「外側」への意識、めちゃくちゃ大好きです


『目黒くんの好きなところを一言で!』
>視界が広くて懐が深いところが好きです
>テクノも短髪も好きですが、たまに重め前髪を見せられると息が止まります

目黒くんはただ優しいと言うよりも懐が深い人だな~って思います。


『ラウールくんの好きなところを一言で!』
>自分のことを「運が良い」と言うところ

これは雑誌の感想とかでも言ったんだけど、あれだけ『才能』があって『努力』もしていて、だけど自分が他の人を違うところは『運』だって言うところがめちゃくちゃ好きです。


基本的に、過去のツイートで長々と書き連ねた末に辿り着いた結論を今回の『一言』しばりの回答にしているから、過去ツイート知らない人には意味が分からないことが多かったと思います。

 

*1:2021年7月22日と23日に大人数でのスノ担チャット大会を開催しました

阿部ちゃん関連の各コンビの好きなところ

2021年7月23日 12:17のツイートより

 

[あべふか]
何と言っても同期コンビ!
阿部ちゃんに対しては乱暴な言葉遣いを殆どしないふっかさんと、ふっかさんに対してはちょっと乱暴な言葉遣いをしがちな阿部ちゃんという対比が大好き。黙って並んでいるだけで好き。

 

[あべさく]
佐久間くんがあべさく激推しなところが良い。Snow Manで一番の推しコンビを聞かれたら絶対に「あべさく」って言う佐久間くんと、禁止される勢いで「ゆり組」って言う阿部ちゃん(笑)
意外とお互いドライな関係性が好きです。最低限の会話でお互い分かってる感がある。

 

[あべなべ]
特別仲良くも悪くも無く、適度な距離感を保っている印象。
阿部ちゃんはマイナスな話題を表に出さないと決めてる人だと思うのですが、一方のしょっぴーは不満も憤りも全部言葉にしてくれる人なので、こういう人がグループに居るからプラスな話題に徹することができるんだなって思ってます。

 

[だてあべ]
気まずい期を経ての今の距離感というのがとても好き。お互いに対して少しの遠慮と多大な敬意が見て取れる。
Snow Manの中で「常に完璧なパフォーマンスをファンに届ける」という『見られている人』としての意識が特に高いツートップだと思ってます。

 

[いわあべ]
唯一の同い年。
だけど岩本くんは「同い年だけど弟みたいに思ってる」、阿部ちゃんは「同い年だけど兄貴分みたいな存在」って言ってるところが好きです。でもラジオの時には阿部ちゃんがお兄ちゃんで岩本くんが弟みたいになってたのも可愛かった。

 

[あべこじ]
私の中でSnow Manの可愛いツートップ。
ちょっとネガティブなところがあるのをお互い分かってて、分かってるからこそ気遣い過ぎて踏み込めない康二くんとその優しさをちゃんと分かってる阿部ちゃんの関係が愛おしいです。
あべこじ膝枕動画は永遠の宝…。

 

[めめあべ]
「何でそんなに阿部の肩を持つの?」と「阿部ちゃんのことを守ってあげたい」は、めめあべを語る上で外せない名言。
自分を甘やかすのも人に甘えるのも苦手な阿部ちゃんの傍に目黒くんが居てくれて良かったなって感動と、贔屓が過ぎて面白くなっているところのバランスが見ていて飽きない。

 

[あべラウ]
最年少の最強可愛いラウールくんが、メンバーの中で最も「阿部ちゃん可愛い」って言ってるのが可愛い。他のメンバーに「あざとい」って言われても「はいはい」って感じで受け流してる阿部ちゃんが、ラウールくんの「可愛い」には本気で照れているのが微笑ましい。

 

めちゃくちゃ楽しかった…! どのコンビも大好きです!

 

映画『ハニーレモンソーダ』感想

2021年7月11日 19:10のプライベッターより

 

一言で言うなら、とても良かった!

 

私は邦画や日本のドラマを観ていても、画面に映っている人を『役』ではなく『役者』として見てしまうのであんまり作品にどっぷり浸かって楽しめるタイプではないのですが、この作品は珍しく登場人物のことを『役』として見ることができました。
「マンガ原作だからかな?」とも思ったのですが、マンガ原作の実写化でも『役者』としてしか見られないことがほとんどなので、この作品の纏う空気感とキャストの皆さんのビジュアルや演技が私の中でぴったりハマったからなのかなと思います。


公開前のプロモーションの数々を拝見して、共演者の方々の口ぶりから察するにこの作品は『ラウールくんというアイドルを魅せるための映画』なんだろうなと想像していました。原作を忠実に再現するのではなくて、界くんというキャラクターを通して17歳のラウールくんの魅力を伝えるキラキラしたプロモーション映像のようなイメージです。

 

映画が始まって間もなく、キラキラした美しい映像に「これは良質なプロモーション映像だわ」と思ったのですが、それと同時に「一体何のプロモーション映像?」と思いました。
事前のイメージから言うと『ラウールくんのプロモーション映像』ということになるのだけど、それだと何だかしっくりこない。界くんというキャラクターの不思議な魅力とそれを演じるラウールくんの美しさは確かにめちゃくちゃ伝わるんだけど、この作品に感じる『良質さ』はそんなピンポイントじゃなくて、全てのメインキャラクターの人としての魅力や役者さんのキラキラした表情から発せられているように思えました。
「そうか、これは『理想の青春のプロモーション映像』なんだ」って思ったら、凄く腑に落ちて、以降はそういう視点で観ていました。

事前に「展開が凄く早かった」というような感想を呟かれている方を見掛けたのですが、もしかしたら私もストーリーを追う見方をしていたら展開を早く感じたのかもしれません。
しかし『プロモーション映像』という感覚で観ていたので、あっという間に夏が訪れたシーンでも「この描かれていない晩春~初夏にかけての間にきっと登場人物たちのささやかな日常が積み重ねられた末に、夏になって羽花ちゃんと同級生たちの距離がこれだけ縮まったんだろうな」とすんなり受け止められました。描かれていない部分の行間を読むような感覚が、まるで小説を読んでいるようでもあり楽しく感じられました。

描かれていない部分の行間を読むという点では、この映画では登場人物のモノローグや独り言がほぼ存在しないところも、全てを詳らかにしないことで受け手に解釈が委ねられているようで美しいなと思いました。
ノローグが無いのにその表情や仕草から心の内が読み取れて、特に羽花ちゃんと界くんがそれぞでの自室で1人のシーンはそれが強く感じられました。


また、事前にストーリーの概要を読んで、「2時間弱の映画なのに、メインの2人がくっついてすれ違う展開まで描くの? くっつくまでの展開を丁寧に描いた方が映画としては良いんじゃないの?」と思っていたのですが、実際に映画を観たら「2人がくっついて終わりだったらこんなにも素敵な作品にはなってなかった」と確信しました。
何故なら、私はこの映画を『理想の青春のプロモーション映像』と捉えて観ており、青春映画には『苦悩』と『成長』が欠かせないと思っているからです。

映画を観た方は、予告でも公開されていた界くんのしゅわきゅんセリフにときめいたことと思いますが、界くんのセリフがことごとく素敵だったという大前提の元で、羽花ちゃんの「私も空飛べるんだよ」「三浦くん係だから」というセリフが私にはめちゃくちゃ刺さりました。
前半パートは界くんが羽花ちゃんを救ったり守ったりするエピソードが中心なんだけど、羽花ちゃんが守られて終わりじゃなくて、自分が救われた言葉で今度は界くんのことを救うというのがとても良かったです。

しかし、界くんに出会って強くなり成長した羽花ちゃんの姿は、前半パートだけでも描けたと思います。この映画が2人が付き合うまでの前半パートで終わらずに、2人がすれ違う後半パートまで描いたのは、この映画の主役が羽花ちゃんではなく界くんだったからだと解釈しています。
前半パートでは優しくてかっこ良くてミステリアスな男の子だった界くんが、後半パートでは誰にも見せたくない自分の弱さと向き合って苦悩して成長するから、この映画の主役は界くんなのだと思います。

(余談:前半パートで羽花ちゃんがあゆみちゃんたちとお弁当を食べながら、不幸な顔など一切せずに「私中学の時いじめられてたんです」って話すシーンが強烈に印象に残ったのですが、普通なら隠してしまいそうな自分の過去を平然と伝えることができる羽花ちゃんの強さが、後半パートで自分の弱さを見せることに葛藤する界くんとの対比になっていたり、それが界くんが羽花ちゃんに惹かれる理由の一つだったりするのかなと思いました)


正直、この作品の映画化が決まった時は「17歳のラウールくんの美しいきらめきを映像に残して貰えるだけで充分」という気持ちでいました。
しかしこうして公開された映画を観て、少女マンガらしいしゅわきゅんシーンも、キャストの皆さんの瑞々しい表情の数々を切り取った美しい映像も、全てを語り過ぎない行間を感じる美しいストーリーも、全部が本当にとても良かったです。

公開前から何度も言っていたけど、作品を観て改めて、ラウールくんの初単独主演映画が『ハニーレモンソーダ』で良かった!

 

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2021年7月11日 19:11のツイートより

 

ちなみに、原作は1話のみ読んで映画を観ました。
原作を読破してから2回目観に行きたいです!

 

肝心なこと書くの忘れてました。

主題歌がとても良かったです!
映画館の音響で聴くフルサイズの『HELLO HELLO』、イントロの流れるタイミングも、エンドロールとのハマり具合も最高でした。
改めて、映画ハニレモがあったからこそ『HELLO HELLO』という素敵な曲が生まれたことに感謝です。